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【卒業生の活躍9】~上越教育大学大学院修士課程を卒業し、加須市内の小学校へ 児童の笑顔に花を咲かせながら共に成長したい~

【卒業生の活躍9】~上越教育大学大学院修士課程を卒業し、加須市内の小学校へ 児童の笑顔に花を咲かせながら共に成長したい~

【卒業生紹介】

上越教育大学大学院 修士課程発達支援教育コース特別支援教育領域卒業 野本理紗さん

(令和5年4月より加須市立樋遣川小学校勤務)

(平成27年3月 普通科 α コース特別選抜クラス卒業 加須市立昭和中出身)

徳栄高校では勉強の楽しさや継続することの大切さを学びました。授業や課題で分からないことがあると、分かるまで何度も教えてくださった先生方ばかりで、入学前までは苦手と感じていた教科でもいつのまにか「楽しい!」と感じられました。また選抜高校野球において全校応援に行ったことやアメリカへの修学旅行等、さまざまな行事も思い出に残っています。徳栄高校卒業後は文教大学に進学し、古典や中高国語の教職課程について学びました。教育実習は徳栄高校でやらせていただき、教員という仕事への思いが強くなりました。
大学卒業後の進路として上越教育大学大学院への進学を考えたのは、元々興味のあった特別支援教育を学び、すべての子どもたちの学校生活をよりよくしたいという思いがあったからです。大学院では特別支援学校教諭の免許に加え、免P制度を使って小学校と幼稚園免許を取得しました。修士論文では先行研究を読みながら研究を考えていくことは試行錯誤の日々でしたが、発見や気づきの連続で大学院生活においえ真剣に向き合えた経験の一つとなりました。上越教育大学は教育大学ということで、学部も院も実習やボランティア活動、教採対策が充実しています。さまざまな経験の中で、特性のある児童が「楽しい!」「できた!」と感じて自信をつけることで、学習への向き合い方や表情が変わっていくことが印象に残っています。
高校時代は第一志望の大学への合格が叶わなかったり、大学院入学前には病気になって学校に通うことや教員という夢を諦めかけたり…最短距離で進んでこられたわけではありません。しかし、周囲の方の支えや「教員になりたい」という強い気持ちがあったから小さな頃からの夢のスタートラインに立つことができました。目指したいと思う先生方や同じ目標に向かって頑張る仲間と出会えたこと、たくさんの方に「教員になりたい」という夢を応援していただけたことが今までの人生での財産です。
4月からはいよいよ教員生活がスタートします。ご縁があり初任は地元で働きます。大学院で学んだ特別支援教育の視点を生かし、まずは地元の特別支援教育の充実に力を尽くしていきたいと思っています。その中で学ぶ楽しさやできる喜びを伝えられる教員、誰にとっても居心地がよく安心できる学級の実現を目指して児童の笑顔に花を咲かせながら共に成長していけるよう努力していきます

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