4月22日(木)、食育実践科１年生を対象に、試食室にて「包丁・コックコート授与式」を実施しました。始めに校長先生より、お世話になる人々や食べ物への感謝の心を忘れずに努力してほしいとお話をいただきました。その後、代表生徒が校長先生から包丁、コックコートを授与されました。生徒たちは真剣な表情で式に臨んでいました。これから生徒たちは調理師免許の取得に向けて調理実習に励みます。まずは来月より包丁研ぎが始まります。

今年度、食育実践科では生徒が作成した「食育だより」を試食室前に毎月掲示していきます。月ごとの食にちなんだ話題をクイズやレシピなどにしてまとめています。イラストや写真など生徒それぞれの工夫や個性がみられます。

食育実践科の授業では、調理実習だけではなく、このように調べ学習したものをまとめたり、発表する機会があり、主体的に学ぶ姿勢を大切にしています。

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食育だより４月(1)

食育だより４月(2)

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２月１５日（月）、令和２年度食育実践科進路座談会が開催されました。毎年、進路が内定した３年生が２年生に対して、自己の受験や就職活動の経験したことなどを話し、２年生の進路選択に活かすために行っている行事です。今年度は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、座談会のブースを５会場に分けて行い、計２０グループの少人数で実施しました。また、座談会の冒頭には総合型選抜試験で受験した髙塚さんによるプレゼンテーションを披露してもらいました。

３年生は各自で受験した学校のパンフレットやエントリーシート、小論文などを持参して２年生へ説明をしてくれました。また、就職試験を経験した３年生は、面接練習や実際に試験で質問された項目などを伝えてくれました。どのブースも３年生のコミュニケーション能力の高さがうかがえました。質疑応答の場面では２年生からも積極的に質問をし、３年生が丁寧に答えていました。２年生にとって非常に有意義な時間となり、この経験を進路実現に向け、活かして欲しいと思います。

1月21日(木)、食育実践科３年生を対象に技術考査を実施しました。技術考査とは、全国調理師養成施設会が主催する学科試験です。合格すると、本校卒業後、調理師として６年以上の実務経験を経て受験できる調理技術技能評価試験の学科試験が免除となります。さらに実技試験に合格することで、「専門調理師・調理技能士」が取得できます。生徒たちはこの技術考査のため懸命に専門科目の学習を続けてきました。試験当日も生徒たちは緊張感を持って取り組み、大いに実力を発揮している様子でした。

11月2日（月）に食育実践科2年の女子生徒を対象に華道を実施しました。
本日の花材は行李柳（コリヤナギ）・竜胆（リンドウ）・ハランです。行李柳はカーブさせると動きが出せると学びました。
落ち着いた雰囲気の中で華道を行うことによって、心を整え自分と向き合うことで情操教育にもつながっていきます。生徒それぞれ、思い思いに花材を生け、個性あふれる作品ができました。